吉祥寺で22年、生フローズンヨーグルト屋さんを営んできた田川さん。今回、自分と物事の真実に向き合い、新しい商品の発想を得るために石巻に旅に出ました。その旅先には、旅中で考案した商品を披露するイベントが予め組み込まれていました。自らやらざるを得ない環境を強制的につくって飛びこんだ、その一部始終と新しく考えられた商品とともにお披露目します。
◆吉祥寺らしい個性あるお店を営む田川さん
吉祥寺で人気の生フローズンヨーグルト店のウッドベリーズさん。田川さんが吉祥寺の地にお店を開いて「22年」。 加熱処理をしない乳酸菌の生きたヨーグルトと、加工されていない契約農家直送の生果物にこだわり、繊細な味わいを守ってきました。
◆オタクであるという最たる才能
「好きこそものの上手なれ」とは聞こえがよくも厳しい道のり。田川さんの場合、自分では気がついていませんが、実は「果物マニア」でした。農家さんこだわりの果物が美味しすぎて、ヨーグルトに入れるのはもったいない、というのが動機でパフェつくり、カフェをはじめました。田川さんの中にはもはや努力という言葉も存在しません。ただ美味しさの「素」、その「なんで」を追い求めるその偏愛。他の人にはない彼独自の世界観、差別化し得ない超個性的長所がそこにありました。
◆本当の動機と向き合い真実を追う商品開発
味覚の真理を追い求める科学者の田川さんは、疑問に思っていることがありました。それは、いかに人は自分の勝手な先入観の中だけで生きているのかということ。例えば、「ショートケーキ」の材料は、小麦粉・果物・卵・砂糖、であり、その材料は「バランスの良い健康な朝食」と同じなのに、なぜショートケーキは朝食とみなされないのか、と。そこから今回「ショートケーキと同じ材料でご飯としてたべられる商品を開発する」という課題が導き出されました。
◆やらざるを得ない環境を自らつくり飛び込む
やらなくてはいけないと頭でわかっていても、いざその状況に置かれないと人は行動しません。今回の未知なる自分を掘り下げる旅の先には、イベント開催とそこで料理を提供する場がセッティングされていました。なにをつくるか、はもちろん決まっていないまま。
朝イチで東京を立ち、翌日の夜には40人が口を開けて待っている、という胃が痛くなる環境に自ら飛び込みました。
さて、そこで田川さんが提供した商品とはいったい、、、!?
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◆プログラム
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話し手:田川素彦
ナビゲーター:舟木公一郎
19:00 – 19:20 ウッドベリースの開業からこれまで
19:20 – 20:00 必死の商品開発体験談
20:00 – 21:00 試食&交流会
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◆こんな人にオススメ
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・やろうと思っていてるがキッカケがない人
・自分の限界を感じている人
・未知との出会いをワクワク感じる人
・世の中の当たり前に違和感を感じている人
・本当に自分を変えたい人
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◆イベント詳細
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【日 時】 2019年4月6日 (月) 19:00 – 21:00
【場 所】 シェアキッチンMIDOLINO_
東京都武蔵野市緑町1−5−20 第一根岸ビル1F
【参加費】 1,000円(試食程度の軽食付)
【定 員】 15名(要予約)
【申込み】 電話(0422-38-8457:ミドリノ)
メール(info@midolino.tokyo)
FBメッセンジャー
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ご連絡先:
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田川素彦 ( Tagawa Motohiko )
有限会社 ウッドベリーズ代表
東京電機大学卒業。カナダで出会ったフローズンヨーグルトに感銘を受け、研究開発をした後、1997年高校の同級生3人で吉祥寺に生フローズンヨーグルト専門店ウッドベリーズを立ち上げる。5年前に吉祥寺に2店舗目のウッドベリーズマルシェ店を開店。自家発酵のヨーグルト開発や提携先の果物農家さんなどを増やしていきながら現在に至る。
https://www.woodberrys.co.jp/
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舟木公一郎 ( Funaki Koichiro )
シェアキッチンMIDOLINO_代表
一般社団法人フラットデザイン 代表理事
有限責任事業組合 又三郎 職務執行者
武蔵野市都市計画マスタープラン改定委員
北海道大学経済学部卒業。社会的な課題に挑戦する中小企業を中心にブランディングデザインに長年従事。2017年、個性を活かした仕事づくり/協業をテーマにした食のシェアオフィスMIDOLINO_を開設。エリアマネジメントの拠点として商店街・地域活性を実践し、2年半でシャッターを5つあけることに助力。全国の自治体官民連携事業の講師・創業支援セミナー、成蹊大学での講師など支援事業も展開。
http://midolino.tokyo/new/staff_colaborator/