個性的な2つのお米農家さんの新米、満身の逸品を食べ比べます
┌┐ お米から感じとる、食べ物をつくること・食べること└┴─────────────────────────
秋も深まり今年も新米の季節となりました。夏の日照時間が短かった地域もあったようですが、とても美味しいお米が獲れたようです。今月の満つ味は「新米」。吉祥寺のお米屋「金井一浩」さん、料理研究家の「角田真秀」さん、お二方に縁のあるお米農家さんのお米をご手配いただき、その2種類のお米を食べ比べます。
┼┼┼─ 満つ味の逸品生産者さん〔11月:新米〕─┼┼┼
◆ 金井一浩さんのオススメ ─────
山形県新庄「イシイファーム」さんの「亀の尾」「亀の尾」を飯米として育成する農家さんは日本で6~7名で、現在広く食べられている様々な品種の原種。明治26年に山形を襲った冷害被害の中、3本の健全な生育の稲穂を阿部亀治さんが発見したのがはじまりです。
お米を深めすぎて、古事記に辿り着いた金井さん。「品種」の概念も明治以降で、お米は「お米」だった。そんな、お米を食べるのが楽しみになるお米のお話をいただきます。JAS有機栽培米 山形県新庄 イシイファーム
https://gensenmai.com/data/komelist.php?shp=74e70
◆ 角田真秀さんのオススメ ─────
新潟柏崎「ヤマノホ」さんの「天日干しこしいぶき」新潟県柏崎市。自分たちが安心して住み、耕作を続けるために、農薬や除草剤の使用はできる限り抑え、人力で草刈りをするなどして、お米を育てているヤマノホの店橋さん。刈った稲を「はざ」にかけて天日干しした「はざかけ米」は、茎に残った甘味が一粒一粒行き渡る、噛むほどに味わいのあるお米です。ヤマノホ
https://www.yamanoho.com/
┌┐ 自分で感じる「美味しい」という感覚
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当日は、土鍋で炊いた炊き立てのご飯をご試食いただけます。お米は自然との対話で作られますので、必ずしも毎年品質が良いものが取れるとは限りません。角田さんは、毎年ヤマノホさんのお米を一定量かならず購入されているそうです。お米がどういう状態であれ、自分が美味しいと感じる状態で食べることが、暮らしの楽しみ。採れたての新米には、まだ水分がたくさん含まれています。水分の加減で変化する炊き上がり、正解のないお米の味わいを、自分自身で感じながら、暮らしの中に取り入れていける楽しみをぜひ見出していってください。亀の尾については、お米の味以上に、その歴史を噛みしめ味わっていただきたいと、金井さんは語尾を上げて口にされます。
┌┐ こんな人にオススメ
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・手づくりでしかできないことを仕事にしたい人
・儲からなくても、それで生活できるように起業したい人
・いのちを掛けてものづくりをしている人に興味がある人
・毎日の生活の営みが大切だと考えている人
・お米や日本文化が大好きな人
┌┐ イベント詳細
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【日 時】 2021年11月15日 (月) 19:00 – 20:30
19:00- 試食会開始
19:30- 金井さんのお米のお話【場 所】 公苑前のオフィス
東京都武蔵野市西久保3−11−1 103/104【参加費】 2,500 円(軽食・自宅で食べ比べお土産お米付き)【定 員】 10名 【問合せ】 電話(0422-38-8457:ミドリノ)
メール(info@midolino.tokyo)
FBメッセンジャー
┌┐ プロフィール
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金井一浩
(かない かずひろ)吉祥寺生まれ吉祥寺育ち。
高校卒業後、大学に進学せず1990年証券会社へ入社しバブル崩壊を肌で経験。阪神淡路大震災の時に感じた利益優先のマーケットに疑問を感じこの年に退社。フリーター業で生計を立てるも、規制緩和の時代変化に対応できていない実家の米屋に危機感を覚え家業を継ぐことに。その後、お客さんに目が向いていないお米業界の古い体質や流通から脱するために1年半の通信教育を経て業界で一番難しいといされる「お米アドバイザー」を取得、後に第1回環境社会検定試験に合格し、フード&ヘルス研究所主催の小児食生活アドバイザーに認定される。単に美味しさだけではなく環境や健康も考えた生活の中のお米選びをお客様に提案し提供している。
http://hesse-web.com/musashino/rice/◆ ーーーーーーー
角田真秀
(すみだ まほ)料理研究家。 東京・九段下で飲食店を営む父母のもとに育ち、販売業、カフェ勤務、実家での修行を経て、フードユニット「すみや」を夫とともにスタート。 ケータリングや企業向けのレシピ監修、料理教室の講師などを手がけながら、雑誌や書籍で活躍中。https://www.sumiyalife.com/
https://www.instagram.com/sumimaho/◆ ーーーーーーー
舟木公一郎
(ふなき こういちろう)石川県金沢市生まれ。北海道大学経済学部卒業。
個性を活かした仕事づくり/協業をテーマにしたローカルワーキングプラットフォーム、シェアキッチンMIDOLINO_( 2017年 )、公苑前のオフィス( 2021年 )を開設し、リノベーションまちづくりを実践。4年で13店舗シャッターを開けることに助力し、3つの事業組合を設立。行政に依存しない地域自治、日本円がなくても生きていける社会を実現を目指す。フードコート型シェアキッチン「MIDOLINO_(ミドリノ)」
http://midolino.tokyo/
ワーキングプラットフォーム「公苑前のオフィス」
https://www.coen-mae.net/