MIDOLINO_の創業支援の考え方
MIDOLINO_では、こころある食を広げる起業家を増やすために、次のようなことを大切に、総合支援を行っています。
【想いに寄り添う】
あなたの”やりたい”という気持ちを一番大切にします。
【主体性】
自分の想いを整理しながら、シェアキッチンで実際に生産、出店、販売を経験し、お客さんとのコミュニケーションを通して、自分の事業を形づくっていくことを支援します。
【失敗できる環境】
失敗してもいいからその時に立てられる目標を設定して実践し、自分の体験を通じて振り返ることで改善していくプロセスを大切にします。
【持続可能性】
想いがあるだけではなく、それが誰かに喜んでもらえるサービスとなること、そして持続可能な活動になるかどうかということを重要視します。
【こころある食】
おもいやりがあって、素材やつくられる過程が見え、身体にも環境にも配慮した「食」を広げる事業を応援したいと考えています。
MIDOLINO_の創業支援の方法論
ユニークネスブランディング
【小さい事業者しかできないこと】
食事は日常的である分、サービスで溢れ市場は飽和しています。商品を買ってもらうために商品に付加価値をつける、差別化をするということだけでは、顧客の信頼を獲得するのは難しい時代となりました。その厳しい流れの中で、これから小さく事業を始めようとする人にとって、大手と同じ土俵に乗ったのでは到底かないません。
【自分しかいない土俵をつくってしまう】
だからこそ商品自体で差別化するという発想自体から視点を変え、小さい事業者でしかできないことに焦点を絞る。例えば「単なるこだわりのお菓子」という見せ方ではなく、自身の「洋服ブランド」で提案するライフスタイルをより豊かにする「心躍るスイーツ」という軸のつくりかた。「商品単体」ではなく「個性の掛け合わせ」でブランドをつくり、お菓子を買ってもらうのではなく、あなたでしかできない価値に共感してもらう。土俵で勝負するのではなく、自分しかいない土俵をつくってしまうという発想です。
【ブランドで信頼関係を構築する】
「個性ある魅力的な存在=ユニークネス」という自分ブランドを明確にし、それを適切に伝えることで顧客に選択肢を提示します。それは、満足させるのではなくて選んでもらえる信頼関係をつくっていくことであり、ユニークネスブランディングの価値の提供の仕方です。
創業支援プログラム
MIDOLINO_では、下記のような創業支援プログラムを実施しています。
MDOLINO_実践学習創業カレッジ
こころある食の創業スクール
新規でお店を構える人が顧客がつくまで耐えられずに閉店してしまうケースは少なくありません。リアル店舗を持つ前に顧客をふやしてファンをつくり、いざお店を始めた時に売り上げに反映されるにするための開業支援プログラムです。
ナリワイ起業実践ゼミナール
想いを再確認し自分の目指す姿を考え、その実現に向けた具体的な計画を立てます。そして、小さく始めてみることで、頭で描いている将来像をより具体的にワクワク感をとも待なってアクションを起こす実践型の講座です。
マルシェ出店 実践ゼミナール
マルシェは自分が作ったものを多くの人に知ってもらえる絶好のチャンスです。マルシェの出店方法、場所に応じた商品開発、ディススプレイ/声掛けなど具体的な戦略の立て方を実践を通じて学びます。
ナリワイトークセッション
ちょっと先に起業した先輩の創業に至るまでのストーリーや苦労したこと、長年食の事業を展開している人の日常的な営業努力や売り上げ改善策など、自分もできる!という勇気や志、将来の成功イメージを具体的に描くきっかけがたくさんつまった講座です。
起業家オープンカフェ
アクションを起こそうとする志を共にする仲間同士が、料理について、調理方法や食材、販売の方法など、お互いに抱えている課題や考えていることをざっくばらんに話すことができるオープンカフェです。
創業相談
むさしの創業サポートネットや他の創業支援施設、多摩信用金庫さんなどの金融機関と連携した創業に関する相談を受け付けております。(事業計画の立て方/創業に必要な手続きや準備の方法、販路の開拓/マーケティング、税金や財務などの経理/資金繰りや融資について、従業員の採用について)
出店機会
シェアキッチンを活かした生産・販売体験
初期投資なしで自分のお店を開業し、思い描く将来像に向かってを小さくナリワイを始めながら事業を育みます。
マルシェなどへの出店体験
マルシェは自分のサービスを多くの人に知ってもらうチャンスであり、商品/サービスの伝え方を学ぶ、コミュニケーションを訓練する絶好の機会でもあります。
創業を支援するコミュニティづくり
創業支援cafe & レストラン
新しいビジネスは起業家だけでは実現できません。お客様が食べ、意見をいただくことで事業の実現は近づきます。地域の人にも起業を応援してもらえるような場づくりを行います。
起業を支えるコミュニティづくり
食は多様な人の価値観をつなぐツールにもなります。地域の人が集う活動の場になることで、それに伴う食を提供できる機会をつくり、起業家の構想する食のサービスを多くの人に食べていただく機会をつくります。